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仮歯が取れたのですが、月曜まで待つべきでしょうか — 水落山(スラクサン)駅の歯科がまとめた補綴物脱離の対処法 A to Z

ヨンセ・ザ・ストロング歯科の診療室で仮着材を練和する準備 — ガラス練板の上の粉と液

この記事のポイント 仮歯やクラウンが取れたとき、ご自宅でまずすべきことは「はめ直すこと」ではなく「保管して確認すること」です。何が取れたかで緊急度は変わり、内側に歯の破片がついているかどうかが判断を大きく左右します。応急対応、してはいけないこと、再装着の費用と保険、再発予防まで院長がまとめました。

こんにちは。ヨンセ・ザ・ストロング歯科、院長のオ・ジファンです。

晩夏の夕方、診療終了間際にかかってくるお電話には、不思議とよく似た第一声があります。「食事中に何かポロッと取れたのですが、これが自分の歯なのか、かぶせ物なのか分からなくて」。たいていは手のひらに白い小さなかけらをのせたまま、受話器を握っていらっしゃいます。双門洞(サンムンドン)からお越しの方もそのお電話が最初でしたし、水落山(スラクサン)駅方面からお越しの方の中にも、金曜の夜に同じことが起きて「月曜まで我慢するしかないのか」と悩まれた末にご連絡くださった方がいらっしゃいます。

先に結論から短く申し上げます。取れたものが何かによって緊急度はかなり違いますし、いまご自宅でなさるべきことは「はめ直すこと」ではなく「保管して確認すること」です。 もう一つ。痛くないから大丈夫、ということではありません。痛みは最も遅れて届く合図であることが多いのです。今日は、仮歯と最終補綴物がどう違うのか、取れたその瞬間にご自宅で何をして何をしてはいけないのか、診療室ではどんな順序で原因を見分けるのか、再装着や作り直しの費用はおおよそどのくらいの範囲なのか、そして同じことが繰り返されないためには何を変えればよいのかまで、順にご説明します。

仮歯と補綴物は、取れたときの緊急度が違います

お口の中から何かが外れたとき、最初の分かれ道は「治療の途中だったのか、治療が終わっていたのか」です。

仮歯(テンポラリークラウン) は、その名のとおり最終補綴物ができあがるまで一時的に使う装置です。材料もプラスチック系ですし、あとで外す前提なので接着もあえて弱くしています。弱く着けるのは設計であって、手抜きではありません。そのかわり仮歯には、最終補綴物にはない役目がいくつかあります。削った歯を刺激から守り、歯ぐきがその場所を覆ってしまわないよう形を保ち、隣の歯や噛み合う歯が空いた場所へ少しずつ動くのを防ぎます。ですから仮歯は「仮だから重要度が低いもの」ではなく、「仮だからこそ、外れたままの時間が長いほど損失が積み重なるもの」なのです。

最終補綴物(クラウン・インレー・ブリッジ・インプラント上部構造) は事情が異なります。しっかり着いていたものが外れたのなら、接着材が寿命を迎えたか、その内側で何かが起きたということです。内側で虫歯が再発した、歯の一部にひびが入った、ネジがゆるんだ、噛む力が一方に偏っていた——。つまり最終補綴物が外れることは、事故というより内側の状況を知らせる合図に近いのです。

何が取れたのか — 種類別の比較表

区分 仮歯 最終クラウン インレー・アンレー ブリッジ インプラント上部構造
どんな状態か 治療中に一時的に使うプラスチック系 最終材料で仕上げて接着したもの 歯の一部を埋めたかけら 複数が連結された構造 ネジまたはセメントで固定された上部
外れた後の緊急度 比較的急ぐ 中くらい 中くらい 急ぐ 急ぐ
再使用できるか まず再装着を試みることが多い 状態による 状態による 状態による 部品の確認が先
放置すると起きること 歯ぐきが覆う・隣の歯が移動 しみる・すり減り・二次う蝕 残った歯の破折リスク 支えの歯の損傷 ネジのゆるみ・歯ぐきの刺激
おおよその猶予 1〜3日以内 1週間以内 1週間以内 2〜3日以内 2〜3日以内

表の「猶予」は平均的な目安であって、安全を保証する線ではありません。痛みや出血がある場合、鋭い部分が舌に当たる場合は、その欄の数字にかかわらずすぐご連絡いただくほうがよいですし、逆に症状がないからといって無期限に先延ばししてよいわけでもありません。体の反応には個人差があります。

いまのご自身の状況を確認するチェックリスト

  • 取れたものの内側のくぼんだ面に、茶色や黒いかけらがついている(歯の一部が一緒に外れた可能性)
  • 舌で触れると残った歯が鋭く角ばっている
  • 冷たい水や冷たい空気が当たるとピリッとしみる
  • その場所で噛むと押されるような痛みがある
  • 歯ぐきから血がにじむ、腫れている
  • 取れたものがブリッジのように複数連結された構造である
  • 内側の中央にネジ穴のような丸いくぼみがある(インプラント上部構造の可能性)
  • 取れたものを見つけられなかった

最初の四つのうち一つでも当てはまるなら、単純な再装着では終わらない可能性を残しておかれるとよいでしょう。構造が分かったところで、取れたその瞬間にご自宅で実際に何をすべきかへ進みます。

取れたその瞬間、ご自宅ですべき八つのこと

順番どおりになさってください。たいてい五分で終わります。

  1. まず飲み込んでいないか確認します。 食事中に外れると、そのまま飲み込んでしまうことは珍しくありません。飲み込んだ場合はたいてい自然に排出されますが、むせた感じが続いたり息苦しさがあれば、消化管ではなく気道の問題かもしれません。そのときは歯科より先に救急の受診が必要です。
  2. 見つかったら流水で軽くすすぎます。 歯ブラシでこすったり洗浄剤に浸したりしないでください。表面が傷むと再使用が難しくなります。
  3. 乾いた容器かジッパー袋に入れて保管します。 ティッシュに包んでおくのが最も多い紛失経路です。私たちが実際によく耳にするのが「ティッシュに包んでおいたら捨てられてしまったようです」という一言です。
  4. 内側の面を写真に撮っておきます。 くぼんだ内側に歯のかけらがついているのか、セメントだけが残っているのかで次の段階が変わります。ご相談のとき大いに役立ちます。
  5. 鏡で残った歯を確認します。 柱のように残った歯の高さ、鋭い縁、歯ぐきの状態を見ておいてください。
  6. 痛みやしみる程度を記録します。 「冷たいものだけしみる」「噛むときだけ痛む」「じっとしていてもうずく」は別々の話です。最後の場合は優先順位を上げる必要があります。
  7. 鋭い部分が舌に当たるなら、 薬局の歯科用ワックスや無糖ガムで一時的に覆っておくことができます。あくまで数時間しのぐための処置です。
  8. ご連絡いただき、日程を決めます。 お電話で ①いつ取れたか ②何が取れたか ③現物をお持ちか ④痛みがあるか、この四つをお伝えいただくだけで、優先順位をはるかに正確に決められます。

そして、してはいけないことがあります。実はこちらのほうが重要です。

  • 瞬間接着剤や工業用ボンドは絶対に使いません。 口の中で使うために作られたものではありませんし、固まってしまうと補綴物と歯を精密に外せなくなり、再使用できたはずの補綴物まで使えなくなることがあります。再装着一回で済んだはずのことが作り直しに広がる、最も多い理由です。
  • 無理に押し込みません。 向きがずれたまま押し込むと、歯ぐきが裂けたり、残った歯が割れたりすることがあります。
  • 舌や手で触り続けません。 気になるお気持ちは当然ですが、刺激が繰り返されると歯ぐきが腫れ、次の処置がより煩雑になります。
  • つまようじやピンで内側をほじりません。
  • 粘着性の強いもの・硬いものを避けます。 キャラメル、あめ、餅、ナッツ、スルメなどが代表格です。やわらかいものを中心に、できれば反対側で噛んでください。

よくいただくご質問

Q. 薬局で売っている仮着材を使ってもよいですか。 A. 歯科用として出ている製品なら、瞬間接着剤よりはるかによいです。ただしそれも数日をしのぐ一時的な措置であって治療ではありません。特に内側に歯のかけらがついていたり痛みがある状態では、接着材で覆ってしまった瞬間、内側の状況を確認する機会を先送りすることになります。お使いになる場合でも、「なぜ取れたのか」は別に確認なさるほうがよいでしょう。

Q. 飲み込んでしまいましたが大丈夫でしょうか。 A. クラウンやインレーはたいてい消化管を通って自然に排出されます。ただし先ほど申し上げたとおり、咳が続いたり呼吸が苦しい場合は話が別です。また飲み込まれたのならその現物は使えませんので、作り直しを前提に日程を組むほうが時間の節約になります。

Q. まったく痛くないのですが、行く必要がありますか。 A. 痛みがないのはよい兆候ですが、安全の合図ではありません。かぶせてあった歯はたいてい神経治療を受けたか大きく削った状態で感覚が鈍いことが多く、そのため内側で虫歯が進んでも静かに経過します。痛くないうちに確認することが、実は選択肢が最も多く残っている時点なのです。

Q. 夜間や週末に取れたら、救急外来に行くべきですか。 A. 補綴物の脱離そのものは、ほとんどの場合、救急外来ではなく歯科で解決する問題です。強い痛みや出血、顔が腫れるような感染の症状でなければ、夜間・週末の診療が可能な歯科で日程を取られるほうが現実的です。それまでは上の八つの手順を守り、その場所に触れないことが最善です。

ここまでがご自宅でなさることです。では実際にご来院いただいたとき、何を見ることになるのかを見ていきましょう。

診療室ではどんな順序で原因を見分けるのか

調整と研磨を経て仕上げられるセラミック補綴物 — ヨンセ・ザ・ストロング歯科の補綴製作準備

外れた補綴物を着け直すこと自体は、長くはかかりません。時間がかかるのはいつも「なぜ外れたのか」を見分ける過程です。おおよそこの順序で進みます。

  1. お持ちいただいた現物から見ます。 内側にセメントだけが残っているのか、歯のかけらがついているのか、ひびが入っているのか、ネジ部品が一緒に出てきたのかによって、その後の検査が変わります。捨てずにお持ちくださいと申し上げる理由はここにあります。
  2. 残った歯を見ます。 柱として残った歯の高さと形、歯ぐきの下にどれだけ入り込んでいるか、割れ目が見えるかを確認します。必要なら拡大鏡や透過光検査も併用します。
  3. レントゲンを撮ります。 肉眼では見えない内側の虫歯、根の先の炎症、インプラントならネジの状態と周囲の骨を確認します。たいてい部分撮影で足り、数分で終わります。
  4. 原因を分類します。 実務的には五つほどに分かれます。①接着材の寿命による単純な脱離 ②内側に再発した虫歯 ③歯そのもののひび・破折 ④インプラントのネジのゆるみ ⑤噛む力が一方に偏る咬合の問題。原因が違えば処置はまったく変わりますので、この段階を飛ばして着けることから始めると、同じことが繰り返されやすくなります。
  5. 処置の方向を決めます。 そのまま再装着、少し手を加えて再装着、作り直し、神経治療後に作り直し、場合によっては抜歯して計画変更まで分かれます。
  6. 実際の処置を行います。 単純な再装着はおおよそ20〜40分程度、仮歯の作り直しは30〜60分程度、最終補綴物の作り直しは型を採って数日後に再度お越しいただく日程になります。所要時間や回数は状況によって異なります。

よくいただくご質問

Q. 外れたクラウンをそのまま使える確率はどのくらいですか。 A. 数字で申し上げるのは難しいです。ただ判断の基準は単純です。クラウン自体が割れておらず、内側の歯が無事で、その間に歯ぐきが場所を侵していなければ、再使用の可能性は高くなります。逆に歯のかけらが一緒に外れていたなら、もとのクラウンはもう合わない服になっている可能性が高いです。

Q. 仮歯が取れたまま数日経ちましたが、最終補綴物の日程に影響はありますか。 A. 短期間なら大きな問題にならないことがほとんどです。問題は期間が延びるときです。歯ぐきが削った歯の上に伸びてきたり、噛み合う歯が少しずつ下りてくると、すでに製作中だった補綴物が合わなくなり、作り直しになることがあります。仮歯が「ただの仮」ではなく日程を守る装置でもある理由です。

Q. 前歯なので、人に会うのが困ります。 A. 前歯の仮歯の脱離は、実際に最も切迫したご連絡をいただく状況です。たいていはその日のうちに仮の状態を回復する方向で優先順位を組みます。お電話で「前歯です」とだけお伝えいただくだけでも、日程調整が変わります。

原因の見分けまで来ましたので、いちばん気になる費用の話へ進みます。

費用と健康保険はどうなりますか

まず押さえておきたいのは、費用を分けるのは「取れた」という事実ではなく、「なぜ取れたのか」 だという点です。同じクラウンの脱離でも、接着をやり直せばよい場合と、内側の虫歯まで整理しなければならない場合とでは別世界です。

状況 処置の方向 健康保険 おおよその費用の範囲
補綴物も歯も無事 そのまま再装着 項目により異なる 約3〜10万ウォン程度
仮歯だけが取れた 仮歯の再装着または作り直し たいてい治療過程に含まれる 約3〜10万ウォン程度
内側に虫歯が再発 虫歯を整理して作り直し 虫歯治療は適用、補綴は自費のことが多い 材料により約30〜60万ウォン程度
歯のひび・破折 神経治療または抜歯後に計画変更 神経治療・抜歯は適用 以後の計画により大きく変動
インプラントのネジのゆるみ 締め直しまたは部品交換 たいてい自費 約5〜20万ウォン程度
補綴物の紛失 新たに製作 材料・部位により異なる 約30〜60万ウォン程度

上の数字はあくまでよく見られる範囲のご案内であり、歯の部位や残った歯の状態、材料、医院によって変わります。正確な金額は確認のうえでご案内するのが適切です。

保険の面で知っておくと役立つこともいくつかあります。神経治療と抜歯、歯ぐきの治療には健康保険が適用されます。 クラウンなどの補綴は材料と条件によって分かれますが、満65歳以上であれば、奥歯のクラウンや義歯、インプラント(生涯2本)に健康保険が適用される制度があります。ご両親の補綴物が取れた状況なら、この点はぜひご確認ください。

費用を抑える現実的な方法も整理しておきます。第一に、取れた現物をお持ちいただくことです。再使用の可能性が残っているかどうかは、費用における最大の分かれ道です。第二に、瞬間接着剤を使わないことです。先に申し上げたとおり、再装着で済む話を作り直しに広げる代表的な原因です。第三に、先延ばしにしないことです。クラウンの脱離を数か月放置して内側の歯が崩れてしまうと、作り直しで済んだはずの話が神経治療や抜歯へ移ります。第四に、原因を確認することです。咬合の問題や歯ぎしりが原因なのに着け直すことだけを繰り返せば、費用は発生し続けます。

お金の話をしましたので、その支出が繰り返されないほうへ進みます。

着け直した後、いつ何に気をつけるか

再装着や作り直しの後は、時期ごとに気をつけることが少しずつ違います。

当日。 接着材が十分に固まる時間が必要です。処置後1時間ほどは飲食を控え、その日は硬いものをその側で噛まないほうが安全です。麻酔をしていれば、感覚が戻るまで頬や舌を噛まないようご注意ください。

最初の2〜3日。 粘着性のある食べ物はお休みします。フロスをお使いのときは下に引き抜かず、横へ滑らせて抜くのがよいでしょう。下へ引く力は、着けたばかりの補綴物には負担になります。

最初の1〜2週間。 わずかに高い感じや軽くしみる感じが出ることがあります。たいてい数日で落ち着きますが、噛むときにその歯だけが先に当たる感じが続くなら調整が必要です。 我慢なさらずお知らせください。高いまま放置すると、その歯に力が集中して再び外れたり、ひびが入ったりすることがあります。

1か月以降。 特に不都合がなければ普段どおりお使いください。ただし原因が歯ぎしりや咬合であった場合は、その部分の管理を続けていただく必要があります。

再発を減らす管理ルーティン

  • 補綴物の縁、つまり歯ぐきと接する境目を毎日磨きます。 二次う蝕はほぼこの境目から始まります。
  • 歯間ブラシやフロスで側面を管理します。ブラシの毛は歯と歯の間には入りません。
  • 硬いものを習慣的に噛む行為を減らします。氷、ナッツの殻、瓶のふた、ペンのキャップなどです。
  • 歯ぎしりや食いしばりがあれば、マウスピースについてご相談ください。 補綴物の脱離を繰り返す方によく見られる背景です。
  • 定期検診のとき、補綴物の状態も一緒に見てほしいとお伝えください。 接着がゆるみ始める初期段階は、たいてい症状がありません。
  • スケーリングを受けるとき、補綴物のある部位をお知らせいただければより慎重に進められます。

こんなときは再度ご連絡ください

  • 着け直した後も噛むと痛みが続く
  • 冷たいものにしみる症状が数日経っても変わらない
  • その部位の歯ぐきが腫れる、においがする
  • 同じ補綴物が繰り返し外れる(二度以上なら、原因が接着ではない可能性が高いです)
  • インプラント部位で動く感じがある

管理の話まで来ましたので、実際によく経験なさるいくつかの状況を分けて見てみます。

状況によって少し違う話

夕方の医院前の歩道 — 夜間診療を終えて帰る道

旅行中・出張中のとき。 取れた現物をきちんと保管し、その場所で噛まないことが優先です。現地で急ぎの処置を受けた場合は、お戻りになってから必ず再確認してください。仮に着けた状態が最終状態のまま何か月も過ぎてしまう例は少なくありません。

連休やお盆・お正月のとき。 餅や菓子、骨付き肉のような粘り強く硬い食べ物が集中する時期なので、補綴物脱離のご連絡は実際に増えます。連休直前にゆるい感じがあったなら、その前に一度見ておかれるほうが安心です。

深夜に取れたとき。 夜は判断が急ぎがちになります。ですが先ほどの八つの手順さえ守れば、ほとんどは朝まで安全に越えられます。当院は平日夜9時まで診療し、365日開けていますので、退勤が遅い方や週末しか時間が取れない方も翌日中にご予約いただけることが多いです。

ご両親の義歯やブリッジのとき。 ご年配の方は不便を我慢して口になさらないことが多いです。食事量が減る、片側だけで召し上がるといったことが最初の合図である場合がありますので、お子さま世代が代わりに状態を確認してさしあげるとよいでしょう。先ほどの満65歳以上の健康保険項目もあわせてご覧ください。

お子さまの乳歯にかぶせたクラウンのとき。 乳歯用クラウンは大人のものより薄く、生え替わりの時期と重なることもあります。ただし、まだ抜ける時期ではないのにクラウンが外れたなら、内側の状態を確認する必要があります。お子さまが飲み込んだと言っても慌てず、咳が続いていないかだけ先に見てあげてください。

インプラント上部構造が外れたとき。 ネジで固定する方式なら部品の一つひとつが規格品ですので、どのシステムかを確認する過程が必要です。以前に治療を受けられた医院の資料があると助かりますが、なくてもレントゲンで確認できる場合が多いです。ネジ穴が開いたまま長く放置すると、そこに食べかすが入り込んでにおいや炎症の原因になりますので、先延ばしになさらないほうがよいでしょう。

歯科を選ぶとき、こんな点を見てください

補綴物の脱離は、「早く着けてくれるところ」より「なぜ外れたのか説明してくれるところ」のほうが結果的に手間が少なくなります。ご参考になる基準をまとめます。

  • 原因を先に説明してくれるか。 着ける前にレントゲンや写真で内側の状態を見せ、理由を話してくれるか。
  • 再使用の可否を判断してくれるか。 やみくもに作り直そうとも、やみくもに着けようともせず、状態に応じて分けてくれるか。
  • 咬合を確認するか。 着けた後に噛む高さを咬合紙で確認し調整してくれるか。この過程が省かれると、再び外れる可能性が上がります。
  • 繰り返す脱離の背景を指摘してくれるか。 歯ぎしり、片側噛み、残った歯の高さといった根本条件を話してくれるか。
  • 費用の分岐を前もって知らせてくれるか。 開けてみてから金額が変わる状況を減らすには、始める前に「こういう場合はこうなります」を聞いておくほうがよいです。
  • 時間帯が自分の生活と合うか。 突然の脱離はたいてい夕方や週末に起こります。そのとき連絡がつく場所かどうかも現実的な基準です。

よくある失敗の原因、五つ

一つ目、瞬間接着剤で着けてしまうこと。 今日の記事で最も強調したい一つを選ぶならこれです。取り返せる状況を取り返せなくします。

二つ目、痛くないから先延ばしにすること。 かぶせた歯は感覚が鈍いことが多く、痛みが出たときにはすでに選択肢が減っていることが多いのです。

三つ目、仮歯を軽く見ること。 歯ぐきが覆い、隣の歯が動いてしまうと、すでに製作中だった補綴物が無駄になります。

四つ目、原因を確認せず着け直すことだけを繰り返すこと。 三度目の脱離は、たいてい接着の問題ではありません。

五つ目、取れた現物をティッシュに包んでおくこと。 ささいに見えて、実際に最も頻繁に起こる損失です。ジッパー袋や小さな容器に入れてください。

おわりに

まとめると三つです。第一に、仮歯であれ最終補綴物であれ、取れた瞬間にすべきことははめ直すことではなく保管して確認することであり、瞬間接着剤を避けるだけでも選択肢は大きく広がります。第二に、痛くないことは安全の合図ではありません。 かぶせた歯は感覚が鈍く内側の変化が静かに進むため、症状がないうちに確認することがむしろ最も有利な時点です。第三に、同じ補綴物が繰り返し外れるなら、接着ではなく別の原因を見る必要があります。咬合、歯ぎしり、残った歯の状態といった背景を整理しなければ、着ける作業だけが繰り返されます。いま手元に何かがあって途方に暮れていらっしゃるなら、写真を一枚撮っておいて、気軽にご連絡ください。判断は一緒にいたします。ただしお口の中の状態には個人差がありますので、正確なことは直接拝見してからご案内いたします。

今日の一行まとめ:補綴物が取れたら、着けようとせずジッパー袋に入れてお持ちください。内側に何がついているかが、その後のすべてを決めます。

当院は平日夜9時まで診療し、365日開けていますので、夕食中に起きたことでもその日のうちにご相談いただきやすいです。診療終了後も医院のAI電話案内が24時間稼働しています。場所は道峰(トボン)駅1番出口から徒歩約5分(道峰1洞郵便局方面)で、水落山(スラクサン)駅からも電車で数駅ですので、水落山・双門洞(サンムンドン)方面からも通いやすい距離です。お車でお越しの場合は駐車のご案内をご参照ください。